ハイキング・低山歩き の ページ
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2006.07.22
ビアマウント・高尾山
アクセス;
京王線―新宿駅から高尾山口駅
コース;
琵琶滝〜3号路〜山頂(昼食)〜もみじ台〜一丁平〜城山(休止)〜大垂水〜5号路
〜1号路(薬王院⇒ビアマウント)〜夜道の1号路
カメラ;
NIKON COOLPIX S3
ほかに、サークルメンバー撮影分を掲載
(画像添付時に約30%に圧縮)
会社のサークル(ワンダーフォーゲル部)の企画で「高尾山」へ行った。
「ワンゲル部」というと凄そうに聞こえるが、実態は各種の分派活動の集合体だ。子供の頃に習ったと思うが、あの算数の集合図のような状態(大きな丸の中に、交差する小さな丸がいくつもあるあれ)を想像すると、その参加状況がぴったりと来る。
以下に並べると、「自転車愛好会」(さらに輪行・マウンテンバイク、ロードに分派)、「ロッククライム派」(ゲレンデ、室内ウォール)、「高山・縦走派」(標高で2・3000M級)、「温泉でまったり」、そして私の主催する「低山フラクション」(高くても1600Mまで)、と、それぞれが接点を持ちながら活発に活動している。
皆、言うなれば好き勝手にやっていて、その大枠がワンゲル部という、しごく緩やかなつながりで保持されているのが、我がサークルの実態だ。それらばらばらな活動の全体的な<くくり>が、飲み会そのものの「企画会議」と、夏のビール目当ての「高尾山ハイク」、冬の湯豆腐目当ての「大山ハイク」など、の恒例となっている各種の企画なのだった。
長い巻き道をいく
山頂へは多くのコースがあり、それぞれ楽しめる。
今回は、琵琶滝コースから表参道1号路へ直登せず、
4号路への分岐も通り越して、そのまま続く巻き道を行く。
3号路は山腹の薬王院などを迂回する平坦路というもの。
今日のコース取りと計画は以下のとおりだ。
「高尾山口」駅から<琵琶滝コース>を登り、<6号路>から<1号路>を経て山頂にて軽く昼食、その後「もみじ台」から「一丁平」さらに城山・小仏へ至り、そこから<1号路>を戻って薬王院下のロープウェイ駅横のビアマウント(ビルの屋上にあるビアガーデンの山頂版)にて宴会後、ロープウェイにて下山、というものだ。
もうお気付きと思うが、早い話が
「ビールをおいしく飲むためにからだを絞って汗をかこう」
、という算段が見えてくるものと思う。
「高尾山口」駅前に集合後、<琵琶滝コース>から登り始める。ロープウェイ駅に近いところまで登ってそこから<1号路>へ進むわけだが、その分岐を通り過ぎ、さらに<4号路>側への登りも通り過ぎた。 皆一様に地図やコンパスを持っているはずだが誰も確認しないまま(高尾のメジャーコースで地図を出すのが照れくさいのだ)、疑問を感じつつも巻き道をそのまま進んだコース取りになった。
この長い巻き道は南斜面に展開する<3号路>で、北側斜面と異なり照葉樹林が広がる豊富な植物で有名なコースだ。実は、このコースを進むのは私もはじめてのことだった。いつまでたっても上りにならず、いくつのも橋を渡って沢を越えつつ、山頂側から遠ざかったり近づいたりを繰り返すので、すこしあわててしまった。この時点で予定時間を1時間ほどオーバーしていた。
山頂にて軽食
自炊派の定番メニューは大抵、ラーメンだ。
乾燥野菜やメンマ、シャーシュー、ときには卵などを用意して、各自工夫を凝らしている。
ちなみに私は、棒ラーメンとジャスコの「ラーメンの具」を愛用している。
(写真はメンバー撮影のもの)
山頂にて軽い昼食(なんといっても仕上げのビアマウンテンが念頭にある)を採って、しばし休憩。そして「もみじ台」から「一丁平」そして「城山」へと進む。
山頂から「城山」への道は樹林を進むため、多少登りがあっても植物が多く心地よいコースだ。「城山」には、有名な茶屋(城山茶屋)があり、名物のなめこ汁とカキ氷がある。ここからは、晴れた日には相模湖の景観が楽しめるのだが、残念ながら当日はガスがでていて景観は楽しめなかった。
私達は、ビールの味を濃くするため、その場所からさらに歩を進めたのだった。
もみじ台から一丁平
一丁平
一丁平
もみじ台から城山へ抜ける途中。(メンバー撮影)
一丁平のオカトラノオ
「城山」からそのまま戻ってもよかったのだが、もう少し体に負荷をかけようということで、さらに「大垂水(おおたるみ)」へ進んで、登り返すコース取りをした。
「城山」の山腹からどんどんと高度を下げ、渓流沿いにすすむと「大垂水」に達する。そして、そこから高尾へは、また登りの行程となる。
昼食後にこれだけ体を使えば、この後のビールが格別となることを信じて、悲しいかな我がメンバーはひたすら歩くのだった。
城山の紫陽花
相模湖を眼下に望み、咲き誇る。
(この日はガスで相模湖は望見できなかった。)
大垂水から高尾へ戻る
大垂水へ到達(メンバー撮影)
大垂水から、高尾へ(メンバー撮影)
登り返しは、緩やかに峰をトラバースする。
薬王院の山百合
山頂からすこし下がったところにある薬王院。
ビールにて乾いたのどを潤す(メンバー撮影)
渓流に沿って歩き、「大垂水」まで降りたら、今度は<1号路>へ向けての登り返しだ。
「大垂水」まで降りてから、「もみじ台」方面へと再度戻るわけだ。ビールのためでなければ、とても納得できないコース採り(まさに消耗コース!)だ。皆、最後の目標という点は一致しているから、誰も文句は言わず、ただ黙々と登り返した。
山頂に再度到達したときには、すでに暮れはじめの時間で、結果としてはビアマウンテンには格好の時間配分となった。 会場は一杯で、どのテーブルもすでに宴たけなわの状況だった。客層から判断すると、みなロープウェイで登って来ているように思われた。
私達も昼を軽くした分、随分食べて飲んだ。ただ漫然と飲み食いしたわけではなく、当然、今回の反省と次の企画を練ったのはいうまでもない。
山頂で飲んで(2時間制の飲み食べ放題が基本コース)帰る時間になった。
ヒグラシの鳴き声があまりにも素晴らしく、ロープウェイで戻るのが惜しくなった。もう少しこの声を聞きたくて、私達は暮れた<1号路(表参道)>をそのまま歩いて降る事にした。
ビアマウント後にヒグラシをききながら
ロープウェイにて下山の予定であったが、ヒグラシの鳴き声に誘われ、歩いて下山することにした。
ナイトハイクみたいで、楽しいひと時だった。
(メンバー撮影)
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