レンズの構成に磨きを掛けて、世代を重ねるごとに描写性能を高めているのだ。さらに、利用者からの意見を必ず次のモデルへ反映している。ここはもう少し、とか、この機能が付いていたら、という不満や要望が順次実現する。
こうしたメーカーが相手では、ユーザは付き合いを止められない。銀塩では、新しい機能はモデルを買わないと手に入らないので、新たなモデルの購入が前提となる。
だけどこれがデジタルカメラとなると事情がちょっと変わってくるのだ。デジタルでのファームウェア(基本制御プログラム)の更新は数世代分が提供されている。
初代の<GR−D>などは、最新のファームウェアが当てられていれば、それはもう購入当初とは別のものだ。
|