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2006.11.14
イルミネーション (さいたま新都心)   ・・11.15追記

アクセス;
 JR京浜東北線―さいたま新都心 または 埼京線―北与野駅、与野本町駅 より徒歩による

カメラ;
 RICOH GR−D

 (画像添付時に圧縮)

 つい先日、さいたま新都心では点灯式のイベントが開かれた。「けやき広場」を中心にして、空気が冴えるこの季節にぴったりの、素敵なイルミネーションが飾られたのだ。

 ちなみに、この「けやき」の木々は新都心の人口地盤によって施設の二階に展開されている。新国道(17号線)側から入って、エスカレータで上に昇れば、その壁面にちょうど2メートルほどの地層を見ることが出来るが、そうして作られた林の木々の幹や枝先に、クールに光るLEDがセットされる。

さいたま新都心よりアリーナを望む
(09.04撮影)

駅へのコンコースに飾られたハンギングバスケット
世界バスケット開催時の様子(09.04撮影)
「世界バスケット」の開催に合わせ、
来訪を歓迎して沢山の寄せ植えが作られた

沢山の寄せ植えが作られた

 さて、ここ「さいたま新都心」では、さまざまなイベントが開かれる。勿論、「新都心駅」や「けやき広場」に隣接する巨大な「さいたまスーパアリーナ」がイベント会場のメインだが、新都心駅前のコンコースやけやき広場でも、さまざまな催しが企画され、会場になる。

 朝の通勤時にLEDの準備をする姿を見かけていたので、そろそろと思っていたが、ついに先日点灯されたという訳だ。
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初秋の夜景
(09.04撮影)

素敵なライト
もみじの紅葉を先取り(9月撮影)
  秋を先取り


ライトによる可変ディスプレー。
思わず見とれてしまう

 さて、イルミネーションだが、これは最近流行の発光ダイオード(LED)で出来ていて輝度が高いのが特徴だ。

 遠くからでも、比較的澄んだ輝きを見せる。数がまとまると多少の違和感があるが、まるで夜空に輝く恒星が地上に降り立って、そのまま瞬いているような感じだ。(LEDの光は星と決定的に違い、またたいてはいないのだが・・)

 ここ数日間で、周りの空気もだんだんと冴えてきて、なんだか冬の雰囲気が出て来ている。ついこの前までの秋を忘れるような暑さが、まるで嘘のようだ。十三夜の明るい月が消えたせいか、新都心から一歩離れて夜空を見上げれば、オリオン座やカシオペア座が天空に確認できる。
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さいたま新都心駅前の様子

(11.10 撮影)
この無数の光の環が、一定の間隔で瞬くように光を放つ。

駅前はこんな飾りだ。
さすが、鉄道の街。与野操車場跡にふさわしい
さいたま新都心は広大な与野操車場跡に建設された。
多分、それにちなんでおかれたSLのデコレーション

 去年のイルミネーションは、青色ダイオードで、凛とした雰囲気溢れる光を放っていた。私は、この冷たい光が気に入って何枚か写真を撮った。(その前の年の飾りは、確か白色だった気がする。)

 さて、今年のイルミネーションだが、SLやトナカイなどの置物(低い植え込みの横に置かれている)は例年同様だ。これらの置物は、LEDを着色チューブで連結して色をつけている。

 なんだが、落ち着かない妙な感じがするのは、木々にセットされたLEDの配色のせいかも知れない。例年と違う違和感は、その色が赤や黄色の暖色系と青や白色の冷たい感じの色が混在しているために違いない。慣れの問題なのだろうが、どうもLEDは寒色系という先入感があって仕方が無い。
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けやき広場の中央イベントひろば
色とりどりで、暖色系が多く配置されている。中央のイベント広場

去年の様子
去年のイベント広場

やはり、寒色系がふさわしい

朝の中央イベント広場
上の2枚と比べるとおもしろい朝の中央のイベント広場

光の玉は、何を意味するのか?
頭上に輝く
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 けやき広場には、天使が降り立っている。去年は、天使の前に記念撮影用のいすが用意されていたが、今年はまだそれが無かった。12月に入ると準備されるのかも知れない。

 そういえば、JAZZコンサートが開かれる一階のウッドデッキのコーナー(プラザ2)では、例年大きなツリーや光に溢れる宝箱が飾られるが、今年はそれも無い状態だ。デッキの頭上に巨大な光る玉と、その周りに数人の天使が舞っているだけで、床上のディスプレイ −ツリーだったり、宝箱だったり− が置かれていない。

 この巨大な玉は、世界バスケット開催時の沢山のハンギングバスケットや手の込んだ植え込み以来の、大規模なディスプレイでだ。

 ここしばらくは、帰宅時の楽しみが続きそうだ。

木々に溢れる<光>
木々に溢れる光

ニンフが舞う

天使の降臨


  天使の降臨
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<11.15 追記>

 いやはや、今日はひどい雨に降られて参ってしまった。


 新都心駅に着いて、おなじみになったイルミネーションを雨の中で眺めていたら、なんとなく前に見た様子と違っていた。何だろうと思って注意していたら、眼前の一群が突然変わっていることに気がついた。去年まで見慣れていた青色に変わっている。あれ、写真に撮ったときは緑だったなと思っていると、さらに、信じられないことが起こった。木々の輝きが黄色に変化したのだ。

 単に、去年と設定されたダイオードの色が違っていただけではなかった。

 仕組みは分からないのだが、この光は画期的な切り替え制御(多分開発には何人かの犠牲者がでているに違いない)が行われている。いったい、何色に変化するのかは判らないが、私が雨の中で見ているわずかな間にも、三回、変化した。

 今日もまた、技術の進歩に唸なってしまった。