子供が地図にしようとした散歩コースには、いくつかの寺や神社がある。
お寺では「正圓寺」や龍の伝説の残る「長伝寺」、神社ではすぐ近所にある「与野・氷川神社(上町氷川神社)」などだ。それらのお寺を改めて調べてみると、みな浄土宗の寺院だ。「浄土宗」は江戸幕府・徳川一門の宗派であることを考えると、この土地は幕府の偉光がやはり強かったのだろうか。
そんな中で、一番の中心にしたかったのは「与野・氷川神社」であるらしい。
地図の中心にしたい理由は聞いていないが、この神社が自転車の練習やサッカーのパス練習をしたりという生活と密着した場であるせいかも知れない。あるいは純粋に、自然が一番残っていて、子供にとっても一番気持ちの良い場所、お勧めの場所、だからだろうか。
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