今回の作業は、このハンドル・グリップを交換する。
<ESCAPE R3 のハンドル形状>
ハンドルはステムによってフォークの軸上(コラム・シャフト)に固定される。このため、この部分を扱う場合には、仕組みとしてハンドル・バーとハンドル・ステムを相対的に調整する、という方法がとれる。
この「エスケープ R3」は、クロス・バイクなので、ハンドル・バーはストレートのものが着いている。ただし完全な一文字ではなく、少し後部に向かってエンド方向に湾曲が付けられている形状だ。
ドロップハンドルと違って、そのハンドルで採れるポジションとしては、上からグリップ部分を握るノーマル姿勢とバー中央部を握る巡航姿勢の2通りとなる。実際にはロード車と違って、ハンドル・バーの中央部分を握ることはまず無いので、この部分に余裕が無い状態でもかまわない、といえよう。
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