「行政府」は、団体行動の移動中のバスから見学したのだが、御茶ノ水にあるニコライ堂に似たドームが気に入って自由解散後に徒歩で再び訪れて改めてスケッチした。レンガ作りの大規模構造物はすべて日本統治時代の遺構であるが、台湾の人々は現在も補修を繰り返しながら、それを大事に利用している。
ミニドームは、トラック専用のスタジアムだ。でも、市民に開放されており、ワンゲル部は単独行動に終始したがマラソンクラブの面々は旅行中に早朝ランニングをここで行っていた。(宿泊したホテル前からスケッチしている)
<画像の表題部(赤い題名)をクリックすると、スケッチを表示します>
2007.10 追記
蒋介石を祈念した「中正記念堂」だが、この施設の呼称が変わっている。
台湾の独立心を高めようとする与党と大陸への回帰の象徴である「中正」のままでいこうとする野党の対立という構図だろうか。台湾民主記念館に政権が名称を変更し、あたり一帯を「台湾民主公園」と命名する式典を開催したらしい。
このあと再び立法院の手で中正記念堂(ちゅうせいきねんどう)に戻された。このため、改称の時期に作成されたパンフレットは民主記念館とされている。 |