電解コンデンサの設置は、極性に注意する。間違えると、コンデンサがパンクし危険でもあり、注意が必要だ。
真空管からの回路となる部分のコンデンサ(キットのパーツ番号C6、C7)は「ニチコン製の高品位オーディオ用電解コンデンサのFine GOLDシリーズ」に置換している。ニチコンのコンデンサは、キットのコンデンサより大きくて足幅の規格が違うので、残念ながら基盤に密着はできない。このように、電解コンデンサの置換は、足やサイズに要注意だ。
また、メーカーからは「電源整流用のコンデンサと真空管用メッシュ・カバーのセット」がこのキット専用のオプション品として別売されている。ヨドバ○カメラでキットを購入するとそのポイントで丁度交換できる価格のもの。低ノイズ化ができるので、オプションのコンデンサを着けたが、設置によってノイズの数値が半減するなら最初からセットしておいて欲しいものだ。オプションで増設、というよりカストマイズで置換、というのはどうだろう。たとればメーカ製のロード用の自転車なでのようにユーザ選択による高品位パーツへの置換用の組み合わせを用意するのだ。たとえばフィルム・コンデンサがポリエステルフィルムによるものだとか、電解コンデンサが大容量であるとか、誤差設定値が現行キット添付品の10%ではなく5%基準のコンデンサや抵抗、などという事になっていればさらにありがたいのだが・・・。
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