お茶を味わえる幸せを考えた。いやお茶が味わえなかったら、どんな生活なのだろうと思った。
ゆったりと立ち昇る香り、広がってやがて微かに消えていく味わい。
心に染みる温かみ。
そうしたものが無かったら、どんなに荒涼としているだろうか、と。
好みのお茶を入れて、一息つく。
お茶はそれ自体が生活に彩りを添えるものだが、気持ちの切り替えの句読点でもある。だから、好きな茶葉を満足する状態で淹れられたときの喜びは大きい。
時に舞台を屋外に移し、外で飲むのも味わい深い。
特に秋口や枯葉舞う初冬の午後など、一層、その味わいは深くなる。
<お茶の愉しみ>
中国茶(台湾茶)の愉しみ
日本茶(緑茶)の愉しみ 
|