「平溝」の集落から「高源寺」の分岐をとってさらに登ると、渓流には小さな滝(たまり)が次々に現れる。魚の姿は確認できなかったが、ここまでならアユくらいは遡上してくるのだろうか?
清々しい渓流の様子を楽しみながら進むと、美しかった里も終わり、咲いていた多くの花とも別れていよいよ登山道に入る。最初に迎えてくれるのは、砂防ダムの急な階段だ。それを越えると、そこからしばらくはつまらない杉林が続く。
山道は狭いが、実に静か。
そして、「常福院(高水山龍学寺)」に着くと、「高水(たかみず)山(759m)」はもう間近だ。寺で少し休んで、コースは寺脇からまた山道へ分け入って行く。ちなみに、寺にはハイカー向けの立派なトイレがその裏側にあるが、肝心の水場はないので注意が必要だ。
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