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2008.03.09
秋ヶ瀬への自転車散歩

カメラ;
 RICOH CAPLIO GX−100 24−72mm F2.4

 (画像添付時に約30%程度に圧縮)

 好天に恵まれた日曜日、自転車で散歩に出掛けた。

 鴨川沿いに川岸を進み、荒川河川敷にある「秋ヶ瀬」へ向かった。こんな日は、川岸をゆっくりと漕ぐのも楽しかろうと思ったが、実は秋ヶ瀬の先にあるサクラソウの自生地として有名な「さくら草公園」が目当てだった。

鴨川の岸辺 本日の自転車(GIANT ESCAPE R3)
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 鴨川は、「水辺の里」公園(20071020 「初秋の散歩にて(鴨川)」)には良く行くが、浦和方面へはあまり向かったことが無かった。

 旧17号沿いや新大宮バイパス沿いに走っても良いが、丁度、いい天気なので川岸を進むことにした。同じ川岸でも荒川沿いには関東有数の「広域サイクリングロード」が整備されているので爽快に走れるが、こちらの道はバラスや未舗装路だ。スピードも上がらずさほど爽快でもないが「のんびり」は出来るコースだろう。

鴨川の岸辺 岸辺の道祖神
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 鴨川沿いの岸辺でひと休み(20080309 「秋ヶ瀬」の春)して、ほどなく埼玉大学のある二車線の幹線道路の「埼大通り」になるが、そこから新座へ向かう大きな橋(羽倉橋)を渡らずに川に向かって道を降りれば、荒川の河川敷を利用した広大な「秋ヶ瀬」公園になる。

 この公園は、約100haの敷地面積があって荒川河川敷の施設の中でも一番広大なものだ。体育館や客席を伴った施設は冠水を恐れて造られて無いが、市民が手軽に楽しむための施設、野球場・サッカー・テニス・ラグビーなどの多くのスポーツ・グランドが整備されている。河川敷にはロードバイクのサーキット、モトクロスの練習場、ゴルフ場などもあって、これらの民間の施設が渾然と一体となっているので、さらに広いエリアに広がっている。

秋ヶ瀬公園の通路 公園内の通路だ。
歩道上をジョギングする人も多い。

ピクニック広場 ピクニック広場
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 入り口に近い場所に「バーベキュー広場」がある。丁度、空いていてテーブルが使える状態だったので、先ほど休憩したばかりだったがとりあえずここでお昼を食べることにした。

 いつものガスストーブとコッヘルではなく、携帯用の固形燃料(エスビット)を使って、出掛けにスーパーで買ったうどんを料理する。子供は冷たいほうが良いといって冷やしたぬきそばを選んだが、私は暖かいうどんにした。

 市の公園管理課へ申し込むと、テーブル横に固定で誂えられたバーベキュー台が借りられる。そうすれば公園内でも炭火が起こせて本格的なバベキューに利用できるようだ。ここで寛いでいた人たちは皆、自前のグリル(ガスやチャコールなどさまざま)を持ち込んでバーベキューをしていた。(さすがに川原などと違って、直火の傍若ぶりを発揮する人はいなかったのでほっとした。)

昼食のうどん 見上げる梢

 食事が済んでピクニック広場を出るときに頭上で綺麗な鳴き声が聞こえた。見上げたが梢ばかりで、鳥の姿を眼にすることは出来なかった。

 公園内をさらに進むことにした。しばらく様々なグランドが続いたが、広場状の場所に近づくとラテン系のドラムの音が響いてきた。まるで「東京ベルディ」の応援団のようなリズムだ。失礼して写真に撮ったが、どこの国のドラムなのか良くわからなかった。いつもは、駐車場の一角で普通のドラムセットを数台並べて練習する人々がいるが、この日は見かけなかった。まだ、時刻が早いためかも知れない。

ドラムのリズムセクション グランドを巡る
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 子供の自転車はMTBタイプのものだ。アルミの頑丈で太いフレームで構成されていて、ショップのオリジナル製だ。普段、街中しか乗っていないが、そもそも「MTB」とは何ぞやというのを説明した。

 ちょうど、ドラムのリズムを楽しんだあとで、爆音が響いて来てモトクロスを楽しむ一画へ来ていた。子供はモトクロスを始めて目にし瞳を輝かせていた。「モトクロスとは・・」という説明から、自転車でも同じ様に山や丘に行って楽しむという話しに発展し、そこからさらに、そのための自転車は、という話になった。

冒険の斜面 冒険の斜面

 そんな話の後でお誂え向きの小さな斜面が登場したものだから、もう我慢できるはずがない。今日はヘルメットを被らずに来てしまっていたのでどうかと思ったが、折角なので挑戦させて見ることにした。

 自力で土手上に自転車を運び上げて行って、斜面を駆け下りた。丁度、斜面の上に親子連れがいて注目されてちょっと緊張した様だが、下り坂や濡れた路面でのブレーキング練習をさせていたので、問題なく降りることが出来た。

 川岸の未舗装路で泣きをこぼして少し嫌になっていたようだが、そのスピードに興奮してまた自転車が好きになったようだ。
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森で寝転ぶ 帰り道

 野鳥の声が聞こえる静かな森で、落ち葉の床に寝転んでみた。

 しばらく、樹の脇や土の段差などを走って楽しんだのは、さっきの丘を降りたスピードの余韻が残っているためだ。帰りは、河川敷の広域サイクリングロードを快走し、大久保浄水場の少し先まで行ってみた。そのあたりでは、ラジコンヒコーキを飛ばす人たちが居て(20070805 「のんびりと過ごす週末(上尾、鴨川)」)、それを見物できるからだ。

 ちょうど、見事にアクロバット飛行をするラジコンヒコーキを見物することが出来た。大きな宙返りや錐揉みからの急上昇、機体を斜め40度ほどに保っての飛行、様々な正確な回転など、操縦している人は素晴らしい腕前だった。春の空を駆け抜ける鮮やかな赤い機体を存分に楽しませてもらった。あまりうっとりと見ていて写真に写すことを忘れていた。家に戻ってからアッっと思い出した状態だった。
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