写真・水彩のインデックスページへもどる写真・水彩 のページへ       Top Pageへ移動 Top Pageへ移動           このページを閉じる 閉じる

2007.10.21
初秋の散歩  (鴨川)

アクセス;
 さいたま市中央区;

カメラ;
 PENTAX Ist−D

レンズ;
 PENTAX DA50−200mm F4−5.6 ED
 PENTAX DFA100mm F2.8 マクロ


 (画像添付時に約30%程度に圧縮)


 熱が出た。

 暑い日が続いたところへ、最近の急な冷え込みが来て、気が付いたら震えが来るような寒気が襲う。ゾクゾクするだけでなく、頭も痛いし、お腹も痛い。

 そうした症状が出て金曜日から寝込んでいたが、土曜日の夕方近くなって少し気分がよくなった。そこで気分転換を兼ねて、近所の霧敷川(2007.10.20 「初秋の散歩」)を散歩したのだった。

セイタカアワダチソウ 風になびくススキ

 日曜日、さらに少し元気になってきたので今度はポタリング(軽く自転車で散歩)で出掛ける事にした。

 鴨川から遊歩道を通って「水辺の里」へ向かう。家からの距離は12Kmほどでのんびり楽しんで一時間少しのコースになる。

 自転車を漕いでいたときは、のんびりゆっくりでなんとも無かったのだが、夕方、又熱が出た。ちょっと油断し過ぎであった。今度は胃がきりきりと痛い。
ページTopへ移動
鴨川の河原 鴨川の河原

 鴨川べりでは帰化植物のセイタカアワダチソウが盛んに咲いていた。

 この花の評判はひどく悪いが、八神純子さんのデビューアルバム<思いでは美し過ぎて>の中に「♪セイタカアワダチソウ」という曲で主役を張っているんをご存知だろうか。

 もう遥かに遠い時代となってしまった30年も前の話だが、私が多感な高校生の頃、仲のよかった従兄弟のお姉さん(銀行に就職していて羽振りが良かった)にねだって買ってもらったLPレコードにはいっていた曲で、静かな情緒溢れるその曲を良く聴いたのだった。

 「せいたかあわだち草の 眩しい輝きは あなたの まなざしそのものです」 「せいたかあわだち草の かすかなつぶやきは あなたのやさしさ そのものです」 という 印象的な歌詞がゆったりとしたメロディに乗って流れる。

 実際のセイタカアワダチソウは、その頃の前橋では、まだそれほど見かけることは無かった。今では、さすがに帰化植物、すさまじい勢いでそこらじゅうに咲いている。
ページTopへ移動
鴨川の河原(関沼多) 野鳥観察のトーチカ

 鴨川から「水辺の里」へ向かう遊歩道は、「関沼多 自然整備事業」の整備区域で野鳥観察のトーチカやウッドデッキなどが作られている。

 写真の案内板で池として表示されている部分は、今では水面はなく、草が生い茂って湿原から乾燥状態となっている。大雨が降らないと池には復活しないだろう。ちなみに、この区域全体は保護地域となっていてデッキ部分以外は立ち入り禁止にされている。

 デッキの部分ではコスモスが咲き(2007.09.24 「秋を感じて」)、可憐な花を少し前の9月にも楽しんだが、まだ元気に咲いていた。

関沼多の遊歩道 遊歩道のコスモス
ページTopへ移動
関沼多の遊歩道

初秋の日差しを浴びて
遊歩道に咲く

 デッキからは途中、田の畦道というか並木の小道というか、ほんの細い道を通って東屋のある公園部分へ行く事ができる。

 途中には土手状の小道から張り出して、観察用のウッドテーブルがある。

 本来、そこからは鴨川べりが眺められたはずだが、川までの間は湿原ではなく乾燥して草原となっているので、今ではこのデッキからは鴨川の水面はまったく見えない。

 遊歩道の先の東屋のある小さな公園までが、「関沼多 自然整備事業」によって作られた自然観察公園だ。その公園部分から、横にある駐車場の横を通ってさらに行くと、「水辺の里」公園への入り口となって一帯が連なってる。

冬眠前 遊歩道から鴨川を望む
ページTopへ移動
蘇った公園 水辺の里、近況

 さて、何度もひどい状態と書いてきた「水辺の里(2007.08.05 「のんびりと過ごす週末」)」公園だが、今はご覧の状態だ。

 夏が過ぎてから、野の全面を覆って生い茂っていた草原を刈ったらしい。広場は本来の下草の生える気持ちの良い公園の広場に戻っていた。これなら前に楽しんだようにサッカーのパス練習が無理なくできる。

 公園の中の、子供の背丈ほどもあった草も、綺麗に刈りそろえられていたし、草原の中の通路にあったウッドデッキも補修がされていた。
ページTopへ移動
蘇った公園 早速、復活を祝って、
子供とヒソヒソ話を楽しんだ。

 両端に座ってつぶやくと声が聞こえる湾曲した壁も、草原で埋もれていたがやっと姿を現した。長さは40メートル程だろうか、その端と端に座って小声で話すと、回析効果で音が壁に沿って反対側まで伝わって、すぐ傍でささやく声のように聞こえる。

 音に関して言えば、その壁だけではなく集音板が頭部に付いた「風の音を聞くための椅子」などもいくつか用意されている。ウッドデッキや木組みのアスレチックコーナーも補修がされていたが、その楽しい椅子なども一緒に修理されていた。
ページTopへ移動