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2011.02.05
メンテナンス・交換 クロスバイク ペダル

カメラ;
 RICOH CAPLIO GX−100 24−72mm F2.4


 GTR シリーズ4(2009.11.15 「いざ、ロードへ(自転車に乗ってU)」) にはレーシング用の トゥ・クリップが付いた薄型・軽量のオリジナル・ペダルが付属していて、それを購入直後に外してビンディング・ペダル(ビンディングペダル)へ交換した。

 ビンディング・ペダルは、スキーの板とブーツのように金具のバネの力で互いを接合する仕組みであって、仕様さえ一致すれば汎用(互換)性がある。だから、もの(ペダルメーカやシューズメーカ)が変わっても互換利用が出来る。ビンディングペダルを作成しているメーカは数社あるが、世界的なパーツメーカ大手のSHIMANO(シマノはリールなどの釣具でお馴染みの日本の総合パーツメーカ)が古くから提唱している<SPD>が流通量も多くて使いやすい。

 今回の作業では、一般的なフラットペダルからビンディングペダルへと交換する。

GTRシリーズ4

2010シーズンモデル GTRシリーズ4 LTD  SPDペダル(両面ビンディングのタイプ)「PD−M520」を着けている。
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<SPD対応のクリート金具>

 SPDとは、「シマノ・ペダリング・ダイナミクス」の略で、自転車のペダリングをペダルとシューズのトータルで考えたシステムとしてSHIMANOから提唱されたものだ。その構想に則って多くの製品が開発され、市販されている。パーツやシューズの各メーカもSPD互換の製品を出しているので、ビンディングペダルを国内で選択する際の一番スタンダードでポピュラーな選定といえるだろう。なお、SHIMANOのビンディング対応のシリーズは2分されていて、ロード用のSPD−SLとマウンテン用のSPDがある。


 下の写真はSHIMANOのSPDシステムのクリート金具の2種類のものだ。

 左の写真に写っている4個のねじ穴が開いている妙な形状のプレートが、靴底の内側に設定するもの。この金具は通常、SPD対応の靴に付属している。右は少し特殊なクリートのキットで、ロード用のレーシングシューズ用の「ポンツーン」セット。SPD−SLとSPD両仕様のロードシューズで利用する。

ペダル(SHIMANO SPD) クリート SHIMANO SPD−SLシューズ用のクリート

SPDクリート ;右はSPD-SLシューズ用、左はノーマルSPD

 靴底側には、クリート金具の取り付け用に2列の穴が縦長に並んでいる。この2列の長さは3cm程もあって、かなりの範囲で靴底に対しての金具の前後位置を調整することが出来る仕組みになっている。また、クリート金具ではネジの留め金具は分割パーツになっていて、クリート金具そのものを横方向に振って固定することが出来る。

 これによって、クリート金具は取り付け位置を前後左右に微調整できる仕組みになる。ペダル側のビンディング金具と靴底のクリートで接合された靴の中の母指球にクランク軸が来るように設定する事で、ダイレクトに脚力をペダルへ繋げる事ができる。

 靴へのクリート金具の装着としては、金具を外側・靴底に設定してボルトで内部にセットした取り付け金具と固着する。

 5mmのアーレンキー(六角レンチ)で、強力に締め込んで金具と靴とを固着させる。私は、このボルトの一本が途中で緩んで脱落し、ひどい目にあった事がある。いつの間にかクリート金具がぐらついた状態になっていることに、少しも気が付かなかったのだ。2本のボルトの片側が外れると金具自体が固定されず、いくら足を捻って外そうとしても金具とペダルがぐらつきつつも固着して外れない、という事態になってしまう。

 その顛末は、硬いコンクリートの路面での恐怖の「立ちゴケ」という結果になってあらわれた。あっと思った瞬間から徐々に視界が傾きだし、スローモーションで路面が迫ってくる際に心を満たす圧倒的な絶望感は、二度は味わいたくないものだ。


 SPD−SL用のクリートはSPDシリーズとは形状が違い、受け側のペダルのビンディング機構も異なる。そうしたSPD−SL仕様のロードシューズにSPDクリートを固着させるためのアタッチメントがSHIMANOから販売されている。先の写真で紹介したボンツーンと呼ぶゴムのソールが付いた薄いステンレスのプレートがそれだ。そのプレートにクリートを噛ませてシューズ側に固定するものだ。

 そのボンツーン・キットは「SPDペダルを利用するが、シューズはロード用で」といった志向の場合に有効となる。

 私もロード用シューズの購入にあわせてこのキットを買ったのだった。しかし、ロード用のシューズソールが思わぬ危険をはらんでいて、今はあまり利用していないのが実情だ。何でそこまでと思えるほどソール面がツルツルの形状に仕上げてあって、停車時に縁石上についた靴底が、そのままツルリとスリップ(バナナの皮を踏んだときのギャグのような状態を想像して欲しい)して、バランスを崩した事が何度かある。だから、SPDペダルにロードシューズを組み合わせるよりも、SPD−SLペダルのビンディングに装着できるSPDシューズ用のクリート変換アダプター的な製品の方が、利用する局面が大きいような気がする・・・。
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ペダル(SHIMANO SPD) シューズに装着

年代物のSHIMANOのSPDシューズ
購入はかれこれ、15年近くも前だったと思う。
年代物の(SHIMANO SPD)シューズ

<SPD対応のビンディングシューズ>

 靴底にクリート金具を設置する。すると、この金具がペダルとしっかりと接合する仕組みで、スキーのビンディングシステムが開発の元になっている。スキーのビンディングといえばスラロームの王者アルベルト・トンバの愛用していた「LOOK(ルック)」が老舗だが、自転車のビンディングペダルのシステムも同社が開発したものだ。


 さて、私の持っている初代のサイクリング・シューズは、SPD対応のかなり古い製品だ。当時(スキートレーニングのために購入したマウンテンバイク)はビンディング仕様のペダルを着けていなかったので、靴底にはずっとクリート金具を着けていなかった。

 この古いシューズにクリート金具を付けるには、一体化された靴底のゴムの一部を剥がす必要がある。ソールの金具取付部分が周りのソールのゴム層と薄い接合になっていて、ペンチなどを使って引き剥がすという仕様になっていた。接合した部分とその周辺のソールのゴムとを切り取って離す状態となるので、一度取ってしまうともう元には戻せない。

 今のシューズはこうしたところが改善されて、クリート部分が別のソールとして独立し、ボルトで密着された物になっている。だから、一度その部分を取り外してクリートを装着しても、何だったら金具を取り外して靴底を元の状態に戻すことが出来る。果たして、何人の人が元に戻すか判らないが、大変親切な設えになっている。
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LAKEのSPD対応シューズ LAKEのSPD対応シューズ(ソール面)

LAKEのSPD用シューズ (2009.10購入)

 そうした仕様での新製品を2009年に購入した。LAKE(レイク:アメリカの自転車シューズブランド)のSPD仕様のシューズだ。

 MTB(マウンテンバイク)用のシリーズで、製品名は「MX60」。充分な剛性を持った硬いソールで、アッパーは皮と布のコンビになっている。全面が皮ではないので、通気性が確保される。つま先部分とヒールカップはラバーシートで強化されているし、シューレースを抑えるためにゴムのパッチが付いていたり、ベロや踵を引き上げるためのリボンが付いていたり、細部が凝ったつくりになっている。シューズメーカらしい気遣いが随所にあって、非常に丁寧なつくりがされているものだ。

 靴の形状(ラスト)としては細身の傾向なので、ツーリングの最後の頃合に足が痛くなることがある。通常のポタリング程度ではなんとも無いが、100Kmくらいの距離を漕ぐと、小指から薬指にかけて圧迫感を伴って軽く痺れた状態が訪れる。この靴の足型が日本人向けではないので、仕方が無いことなのだろう。

 スキーブーツでも大分苦労して、最後はフォーム成形のサンマルコのレーシングブーツと熱成形のシダズのインソールで、やっとフィッティングした足形だ。土踏まずのアーチが少なく扁平で、小指側の根元が大きく張り出している。4Eまではいらないが足先部分の幅に少し余裕が無いと、やはり辛いものがあるようだ。ちなみにサイズはEUの41.5(USの8、 26.25cm)だ。トレッキングシューズと同様に普段よりも少し大きなサイズを選択している。

LAKE MX60 LAKE(レイク)

マウンテンバイク用
MX60
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ペダル(SHIMANO SPD) wellgo は 台湾のペダルメーカ

多くの製品を揃えている。

 このページの最初の写真は、ロード自転車のGTR−4にSPDペダルを装着したものだが、そのペダル(両面ビンディングのタイプの「PD−M520」)はSHIMANOではMTB用のシリーズに分類され販売されている。

 ペダル上下の両面がビンディング金具になっている。ペダルの上下面を意識して回転させる必要が無い。どちらのビンディングでも接合が出来るので、走り始めに足元に気を取られずに済むという仕組みになっている。

 製品としては両面仕様なのだが、その片面にプレートをつけている。夜間乗車時の安全を確保するための反射プレートでABS樹脂製のため強度があるので、フラットペダルとしても利用が出来るものだ。肉抜きして軽量化されていて、しかも上面には滑り止めの小突起が付いている。

 このプレートは先日の価格改定で、びっくりするほどの値段に変更されてしまった。約2倍の価格であり、前の値段を知っている身には購入を少し考えてしまうのだが、しかし製品としては実に便利なものである。この辺りの交換に関してはロード車のメンテナンス編の「ペダル装着(ビンディング・ペダル)」に記述しているので、参照いただきたい。

ペダル(SHIMANO SPD) 台湾の
パーツメーカの製品は
どれも
オールインワンのキット
になっている。


別途購入が不要の
実に親切な仕様だ。
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<ペダルの交換>

 ペダル交換は15mmのペダルレンチか、6mmのアーレンキーで簡単に出来る。

 左右のクランクに取り付けるので対称なのだが、ともに回転方向とは逆のネジになっているので、左右の区別がある。回転する方向に回るとネジが締めこまれる、という状態にねじ山が切られているためだ。

 交換の際の注意点は、それだけだ。左右の回転方向さえ注意し、トルクを掛ければ交換は完了する。構造上緩まないことになっているので、あまりトルクに関しては神経質にならなくても良い。ねじ山にグリスを塗って、しっかりと締められていればそれでいい。

 ペダルレンチでは、クランクとの接合部分のシャフト軸を使うが、アーレンの場合は、ねじ込む軸部分を利用する。軸部分にアーレン用の六角穴が用意されていない製品もあるので、その場合にはペダルレンチを工具とするしかない。肉厚の長いレンチを一本、用意して置くとよいだろう。

ペダルレンチ レンチの回転方向
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ノーマルペダル クランク接合部

ペダルレンチが無くとも6mmアーレンで着脱可能

<wellgo WPD982 SPDペダルをつける>

 さて、新しく購入して付け替えるのは、wellgo社の製品。

 GIANT(ジャイアント)は、台湾の自転車メーカで、世界トップクラスの品質を持っている。今や世界的なブランドだ。この会社の製品の高い品質を支えるのは、傘下の部品メーカだろうが、最近SHIMANOを急激に追っているのが変速機のSRAMだろう。台湾は世界の自転車工場なので、そこに本拠を置く多くのメーカがある。ブレーキのTEKTRO、タイヤのKENDA、そしてペダルのwellgoなどだ。

 ESCAPE(エスケープ) R3(2007.06.10 「自転車に乗って」)のオリジナルペダルは、アルミのアロイの軽量なものだったが暫くしてから交換した。

 そのペダルフレームを留めているボルトが全て錆びてしまったからだ。このボルトはピッチが特殊で、既製のボルトを随分探したが見つけることが出来なかった。このため、軽量なアルミペダルに付け替えたのだった。

 その際に選んだのがwellgo社の製品で、三ヶ島ペダルなどから比較するとかなりの低価格で購入できた。アルミアロイのシャフトと随分絞られたフレームのレーシング用の軽量化ペダルで、トゥ・クリップ用のマウント穴が開いている。そのペダルをクリップを付けずに使っていた。

SPDペダル
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SPDペダル SPDペダルへ

 そのペダルに不満はまったく無かったのだが、同じ会社のパフォーマンス・ペダルをWeb上で見つけた。

 それが掲載されたサイトは、イギリスに本拠を置くショッピングサイトの「wiggle」で、アウトドア用品を扱っている総合サイトだ。最近はハイキングやキャンプ用品がWebサイトのページから無くなって、自転車関係とランニングやスイミング用品全般に特化したようだ。

 このサイトには日本で販売されていない製品も多く掲載されていて、一回の注文総額が一定額(7000円ほど)に達すれば英国からの発送料金が掛からないという素晴しい配慮がされている。私もよくその特典を利用して購入するが、在庫さえあれば即座に発送されて5日ほどで配送されて手元に着くから驚いてしまう。国内の自転車関係のサイトショッピングとまるで変わらないし、むしろ早く商品が届く場合もある。さらに国内の販社や代理店を経由しないので、海外ブランドの製品価格が国内売価より、数段安い場合が多いのだ。例えにしてしまっては岩谷産業に申し訳ないが、ドイターやトランギアなどに関しては比較すれば目が点になってしまう程の差異がある。同じ予算で、倍ほども物が買えるのだから、唖然とするしかない。日本国内の問屋や卸、保管コストや流通経路など小売の関係からすれば無理からぬ事かも知れないが、それらを取り去ったところにネットの可能性が垣間見える。

 そのお気に入りのサイトでは、自転車のパーツやウェアやザックなどの用品を始め、様々なアイテム(たとえばスピードのスイムウェアなども多数)が掲載されている。

 そこでペダルの一覧を見ていたら、この製品を見つけたという訳だ。国内では見たことが無く、たぶん、どの代理店もショップも輸入しいていないのではないだろうか。

 片面がフラットで片面がビンディングという優れもの。本家SHIMANOにも同様の製品ラインナップがあるが、それは案外に高額だ。こちらは、その価格の3分の1で手にはいる。

 製品名は「WPD982 SPDペダル」。SHIMANOのSPD互換仕様で、フレームはアルミプレート、シャフトは鋳造のようだが材質は判らない。シャフトのフレームは金属ではなく樹脂製のようだ。重量は214g(両方で430g)なので、見た目よりもずっと軽量に仕上がっている。

 SHIMANOのSPDとは、少しクリックの感覚が異なる。真上から足裏を強く押し込んでいって、まだかと思う辺りで、パチッと言う反応が来る。装着時に金属がたわむ様なちょっと固めのレスポンスがあるのは、ビンディングの形状が直線的なフレームによって仕上げてあるためだったり、バネが強いためだったりするのかもしれない。

 取り外す際の反応は、SHIMANOのビンディングとほぼ一緒だろうか。もう少しバネを弱く調整すれば、装着時の違和感は薄まるのだろうが、そうしてしまうと固着力が弱まってしまって、足裏とペダルとが遊んでしまいかねない。バネ部品なので、暫くして馴染みが出ればまた違ってくるのかもしれない。
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ペダルの左右 SPDペダル

 先にも書いたが、ペダルは左右があるので、取り付け時には注意を要する。


 さて、ビンディング部はクリート金具の着脱時の開放圧を調整する構造になっている。ここがクリップと違ってビンディングの扱いやすい点だろう。体重や脚力などの個人的な要素によって開放する際の圧力を設定できる。言い換えれば、スキルや状況なども考慮して微調整が出来る仕組みになっている、という事になる。時計回りにすれば圧力が高まり、逆方向で弱くすることが出来る。

 この調整には3mmのアーレンを利用するが、このサイズは携帯ツールに組み込まれているので、走行中にも調整が利く。公園などで乗りながら着脱を練習して、調整圧を確認するといいだろうと思う。

SPDペダル フラット面を上に
してみたところ。


普通のペダルそのものの外観となる。
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SHIMANO SPDシューズ SH−MT42NV SHIMANO

SH−MT42NV

<SHIMANO SPDシューズ SH−MT42NV>

 同じサイトに掲載されていた、SHIMANOのSPD対応シューズを購入した。国内での販売価格は13000円程で、アウトドア仕様のSPDシューズとしては平均的な価格帯の製品になる。

 SHIMANOの区分で言えばMTB用のシリーズ製品で、歩行での利用も充分に視野に入れたライト・トレッキング・シューズの仕立てになっている。

 ソールが硬いから、街歩きでは少し難があるが、フィールドではむしろこれくらい硬い方が好ましい。

 踝への手当てが無いハーフの状態なのでガレ場は勿論無理だが、ザレ場でも歩けるような仕上がりだ。自転車でそうした場面があるのは、峠や林道でのマウンテンバイクによるツーリングだけだろうが、未舗装路のバラス道(バラスは正確に言うと舗装手法の一種)などでは、ロード自転車を手押しする以外に無く、そうした場合にも役立つと思う。

 先のLAKEのMX60と同じコンセプトの製品だ。

SHIMANO SPD−SLシューズ SHIMANO SPDシューズ SH−MT42NV
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 初代のビンディング用SPDシューズから遥かな時を経て、最新の考え方で作られたSHIMANOのSPDシューズ。

 硬い頑丈なソールは、スリップ止めのパターンが彫られていて、ビブラムソールのライト・トレッキングシューズ並みの路面把握が出来そうだ。

 ダウンヒルや林道での走行を視野に入れたMTBでのツーリングでは、不整地や泥濘での歩行も考えられる。しかも、そうした局面で自転車を担いだり、手押ししたりして行程をこなさなければならない。そういった意味では、この程度にヘビーデューティな仕様でないと使い物にならないだろう。MTB用といった製品の位置付けをよく考えて開発された靴なのだ、といえる。

 私自身は、そこまで過酷な状況下での自転車行は行わないであろうが、用心に越したことは無い。山行などを例にとれば、靴による安心感は大きくて、何事にも勝るものがあるからだ。自転車においても同様な事がいえよう。

 林道を舞台としたマウンテンバイクでの行動程のものはないが、快適な舗装路面ばかりとは限らない。峠道を登っていけば、その道が時としてハードなトレイル並みの様相となる場合もあるのだから。

 ロード用の細身の軽量なシューズもいいが、こうした信頼性の高い靴の方が私としては惹かれるものがある。

SHIMANO SPD−SLシューズ用のクリート


SHIMANO SH−MT42NV
先のwiggleのサイトでの購入には、深い意味がある。

かねて検討していた国内製品と同一の仕様となるもので、以前、購入を考えて試し履きをし、サイズを確認していた。

だから、ネット(通販)で靴を買うというリスクが無い状態だった。
衣服と違って、サイズが適正かどうかを確認できないならば、購入すべきではない。
フィッティングせずに靴を買うなどは無謀にすぎるだろう・・。


同サイトからは「新年セール」のDMが舞い込んでいた。
セールに加えて日本の登録ユーザ向けに特別なチケットが発行されたのだった。


利用期限を限っての「限定サービス」だったのだが、一取引の総額が取り決められた一定額(150ポンド以上だったか)に達した場合、その購入価格から一律20%割引いたうえで課金するというものだった。

セール対象商品として20%前後の割引が付いたりするが、その売価自体が国内の価格よりずっと安価なのだ。

そのため、最終的な購入価格は、それはもうすごい事になる。

結局、この靴の購入額は国内小売価格の3割相当、僅か4000円強という結果になった。


新春早々から、実に嬉しい出来事といえた。
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