大宮が始発となるニューシャトル(新幹線の高架下を利用して敷設されている)の「羽貫(はぬき)駅」、「内宿(うちじゅく)駅」とほぼシャトルの高架沿いにペダルを漕いだが、景色がつまらないのでコースを変えることにした。
綾瀬川を横切り県道「行田・蓮田(ぎょうだ・はすだ)線」に出た。
そこを横切って直進しなければいけなかったのだが、田の中の狭い農道から主要道に出たのに安心して、その道沿いに曲がって行ってしまった。結局、そこで方角を間違えてしまったらしく、ふと気がつくと蓮田に出てしまった。
仕方が無いので、水路沿いに元荒川まで一旦戻って、さらに水路をさかのぼるかたちで菖蒲町へ向かった。その水路は標識によると、「見沼代用水」であった。さいたま(大宮・与野・浦和)で馴染み深い川(見沼代用水)は、こんなところから始まっていた。
蓮田にまで出てしまったが、間違えて進んでしまった距離は後から思えばほんの僅かであったようだ。菖蒲町へは川沿いに進んだり、車のほとんど通らない田園地帯の中の広域農道のような整備の良い道を占有して快適に進むことができた。 |