散歩(のんびり歩こう)のインデックスページへもどる 散歩(のんびり歩こう)の ページ         Top Pageへ移動Top Pageへ移動        このページを閉じる 閉じる

2006.08.14
涼を求めて 越生、黒山三滝                 (BGMが流れます) BGMが流れます。 <Hide Away by Blue Piano Man>

アクセス;
 東武東上線・東武越生線、JR八高線 ― 越生駅  黒山行きバス終点下車

カメラ;
 PENTAX Ist−D

レンズ;
 PENTAX DA18−55mm F3.5−5.6 AL
 TAMRON SP90mm F2.8 マクロ


三脚
  スリック トラベルスプリント GM

  (画像添付時に約70%に圧縮)


 越生(おごせ)の「黒山三滝(くろやま さんたき)」へ<涼>を求めて、出かけてみた。

 黒山三滝は、越生(おごせ;名水で有名な埼玉県の寄居の近く)にあり、越辺(おっぺ)川の源流域だ。「男滝」、「女滝」、「天狗滝」の3つからなるので、「三滝」と呼ばれている。


<黒山三滝の花 スライドショー> へ
(BGMが流れます)
仙人草・紫陽花ほか、スライドショー (BGMがながれます。)
ページTopへ移動
センニンソウ

 「黒山三滝(くろやま さんたき)」の周囲の水を集めて、滝から発した小さな渓流は、やがて「越辺川(おっぺがわ)」と呼ばれてぐんぐんと川幅を増していき、川越を過ぎたあたりで入間(いるま)川とともに荒川に合流する。

 滝へのアクセスは、越生(おごせ)駅から「黒山行き」路線バス(バスの本数は非常に少ないので注意)で終点まで乗る。バス停から滝までは渓流沿いに1キロほど木陰の道を歩くことになる。

 マイカーの場合も滝までは乗り入れられず、バス停近くに10台程は停められる無料駐車場(その先にも幾つかの有料駐車場がある)があり、バスと同様にやはりそこから少し歩くことになる。渓流に沿った滝への道が始まる一番手前にはトイレやお土産屋さんなどがある。滝まで行けば(2008.05.01. 「奥武蔵、顔振峠から黒山三滝へ抜ける」)涼しいのだが歩くと暑いので、そこでアイスや飲み物を買ってそぞろ歩きができる。

 渓流を眺めながら歩いていくと旅館があるが、バス停横に大きな宿が一軒と渓流脇の二軒の宿で「黒山鉱泉」と呼んでいる。どちらの宿も日帰りでの入浴が可能だ。

 途中にある旅館の駐車場から先は、渓流脇の道が少し狭くなる。奥にも何軒かの茶店があるが、その中の一軒に店先で鱒の塩焼きを売っている茶屋(黒山園)がある。小さな自家製の橋を渡った店のなかに鱒や岩魚が釣れる釣堀りがあり、釣った魚を焼いてもらったり、他の料理を頼んだりしてゆっくりと休憩が出来るのだ。

センニンソウ ガクアジサイ
ページTopへ移動
ガクアジサイ 越辺川

 そんな茶屋でニジマスを釣って料理(炭火の塩焼き)してもらっているうちに、すさまじい雷雨となった。

 しばらく雨宿りをしたが止みそうに無く、結局滝へ行くのは中止する事にした。申し訳ないが、そんな理由で滝の写真は掲載していないが、滝へは、また別の機会に行くことにしようと思っている。

 結局、美味しい虹鱒の塩焼きを食べただけだったが、思わぬ夕立ですっかり涼むことが出来た。滝に向かう渓流沿いの両側は峰の斜面となっていて、大分涼しいが、さらに雨で温度が下がったのだ。

 涼を楽しむ、という初期の目的は達成できたので、少し駆け足だが帰路に着くことにした。

 黒山から越生へと戻ってくる途中で「紫陽花街道」という標識が目に留まり、そちらへ向かった。3000本の紫陽花が道沿いに咲くらしいが、生憎もう咲いてはいなかった・・・。

ノアザミ
ページTopへ移動
キツネノカミソリ 紫陽花

 さらに奥へ進むと、山頂の手前に「あじさい公園」と名付けられた園地があった。

 林業が主と思われる落人が開いた隠れ里のような集落の一番奥に、山肌の斜面を利用した広い公園があったのだった。ほんの少し咲く花を期待したが、当然ながら、ここも株のみで花はもう終わってしまっていた。

 今回は紫陽花は見れなかったが、来年は必ず訪れようと思う。また、ひとつ、花咲く時期の楽しみが増えた。

追記;
 翌年、この紫陽花公園を花の旬の時期に訪れることが出来た。
 2007.07.06 「あじさい街道(越生)」では、渓流沿いや斜面に咲く花の様子を紹介している。

アジサイ
ページTopへ移動