体(首や腰の具合)もいまひとつ不調で「どうしようか・・」と迷ってはいたので、仕事で遅くなったことは実は自分への言い訳のようなものかもしれない。
そんな理由なので、テレビのニュースやワイドショーで「紅葉情報」が映像と共に流れると、やはり血が騒ぐ。
季節はもうすぐ冬になるが、関東の南部あたりではまだ紅葉が楽しめる。しかし、わずか30キロあまり海側の都内の紅葉名所の「浜離宮」や「六義園(りくぎえん)」などでは、まだ、紅葉は見頃ではないらしい。
六義園は学生時代に住んでいた我が青春の街、駒込(こまごめ)にある。徳川第五代将軍・綱吉(つなよし)のお側御用人として非常な権勢を振るった「「柳沢 吉保(やなぎさわ よしやす)」の下屋敷(別荘のような性格の邸宅)跡だ。特につつじが有名だが、池を中心とした回遊式庭園で、池に映る紅葉したもみじも風情がある。名物のもみじの紅葉の時期には、日没後にも入園が出来、ライトアップが行われる。
12月初めまでは大丈夫だろう。とは言うものの、とりあえず、我慢できないのですぐ近くで去り行こうとしている紅葉を撮影することにした。 |