<予定コースの概要 − 荒川サイクリングロードから高麗(こま)の里へ>
今回は先日の「武蔵嵐山(むさし らんざん)」と途中まで同じコースになるので、浦和にある「羽根倉橋(はねくら)」橋が基点となっている。
そこは「秋が瀬公園」への入り口なのだが、そこから、浦和側へ続く公園とは逆に上流へ向かい、荒川左岸の河川敷に続く「さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道(荒川サイクリングロード:荒川CR 通称アラサイ)」に出て、与野、大宮と荒川CRを走る。
川越に向かう国道16号線の「上江(かみえ)橋」を渡り、入間川との分岐地点から河川敷に降り、いつものように両方の川を隔てる河川敷の土手に沿って「桶川(おけがわ)」まで直進する。
前回は「吉見(よしみ)」へ向かい「東松山(ひがしまつやま)」を目指し、そこを抜けて最終的に「武蔵嵐山」へ向かったわけだが、この時のコースは少し北に向かい過ぎていて、だいぶ迂回的に走ってしまった。今回は武蔵嵐山より南を目指すので、それほど北上する必要は無い。だから、荒川CRとは桶川の「太郎右衛門橋」入り口で分かれ、川島町をいったん川越方面へ向かって南下していく。県道12号線を走るわけだが、この通りは時間によっては車の交通量が多いので、早めに県道を外れて脇道へ入ることにする。田を挟んで一本横の道を走れば安全だし、方向が狂うことも少ない。
右手に「圏央道」が見えて来たら、コースを西にとって進む。稲穂が色づく田園地帯を走り、「都幾川(ときがわ)」の岸辺へ向かう。 そこから国道407を渡って「高坂(たかさか)」方面へ。このあたりの整備された農道は車の通りが少なく見通しも良いので、安全に一定の速度(平均28Kmくらい)で走ることができる。
黄金色に光る稲穂を見ながら快適に走り、「高坂」からは、南下しつつさらに西へ進んでいく。高速(関越道)を過ぎる辺りからは、徐々に上り勾配が現れ始める。西に向かうに従いあたりが丘陵地帯になるので、若干の坂道を登る事になるのだ。
おおむね丘を巻いて走ることができるが、それでもいくつかの丘を越えなければならない。「日高(ひだか)」に入るとその「丘超え(ヒルクライム)」は本格的になって、ずっと登りが続く事になる。いや、ただし峠道ではない。だから山岳を走るようなハードさは無く、ちょっとした<負荷トレーニング>と考えれば、うってつけの環境が用意されているといえようか。
いくつかの丘を登れば、やがて日高の街に入る。日高市役所のあたりはまだ山ではないが、目的地の「高麗(こま)の里」は山並が始まる場所だ。美しい渓流として有名な「高麗(こま)川」を渡って目的地の「高麗神社」へ向かうが、そこがこのコース最大の坂道となろう。
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