出場待機中のカーボン・フレーム、決戦車両が2台。
今回のふたりの出走車両。
黒い方がAさんのCARERAのニトロのカスタム車。
私のはリドレーのもので、白い女性用フレーム、「アステリア」を使って手組みしたもの。
「女性用フレーム」とは、ジオメトリーがベルギーの女性向けに工夫されているものだ。
そもそもベルギーの人達は対角に優れて、大柄な方が多い。
だからリドレー社が用意する男性用フレームだとXSサイズでも随分と余裕がでる。身長172cm、体重61キロの私は同年輩の人からすれば手足が長い方に入るのだが、レース用のモデルであればXXSサイズやXSサイズのフレームを選択して丁度良い。
このフレームはXXSサイズが限定で200台ほど、日本国内にも輸入されたもの。かの地の女性アスリート(レース出場者であるトップ選手達)から比べれば、数段落ちる私の体格からすれば、まさにうってつけの仕様と言えよう。
私のフレームは「Mサイズ」で、シート・チューブはCCで440mm、CTでは490mm、そしてトップ・チューブが525mm、ホリゾンタル換算で530mmとなるものである。
アステリアは最高カテゴリーの「ダモクレス」と同じコンセプト・デザインのエッジ型のチュービングと各部仕様の共通化が為されている。
30Tだけでなく構造的に24Tクラスのカーボン素材に一部のチューブ材質を落としているが、両者のフレームが持つ性質は同じ方向でピュア・レーシング向けのものになっている。
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赤城山ヒルクライムレース
2013年9月29日 開催
公式ホームページはここから
若宮4丁目交差点から「赤城県道」を直登し、山頂へ向かう。
その距離は20.8キロ、
ゴールまでに一度も降り道は出現せずに登り詰め、その高低差は1313mに及ぶ。
ただしゴール後におまけの登り4km近くが漏れなく付いてくる。
参加者は全員、湖畔まで一旦降りてそこから下山用の待機所へ向かう。
しかも、通り過ぎたゴール地点までは結構な登りになる。
そうやってゴール後も、さらに坂道を一生懸命に走らなければならなかったのだ。
なお、2012年の参加人数2930名で、完走率は99.3%という凄まじいもの。
今年、2013年の参加人数は2811名、
2793名が完走して、完走率は99.4%。
やはりこの数字は只事ではない凄い事だと思う。
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