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2008.06.10    06.15 追記
紫陽花散歩(与野)

アクセス;
 与野;JR埼京線―北与野駅

カメラ;
  PENTAX K10D

レンズ;
  PENTAX FA100mm F2.8 マクロ (DFAではありません)

 (画像添付時に約65%程度に圧縮)


 季節は二十四節句でいう「芒種」だ。

 稲などの作物にとっては恵みの雨だが、ここのところ週末は連続して雨に降られている。そぼ降る雨にたたられて「ちょっと出掛ける」といっても、近くで買い物や近所の路地を巡る散歩となってしまう。そして、とうとう梅雨入りの時期がやってくる。

路地の紫陽花
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額紫陽花

 ここのところ、真空管のパワー・アンプを作った(TU-870との出会いとパーツ紹介)のをきっかけにオーディオでの工作が続いている。アンプに関してはパーツなどを工夫して取り替えたり、自作に気を良くして引き続きスピーカーを作ったり(DIY−AUDIO SA/F80AMG)している。

 散歩で写真、という機会も雨続きの天気で余り楽しんではいなかった。与野公園のばら園(2007.05.13:「咲き誇る薔薇」)や、上尾の菖蒲や紫陽花(2007.06.16:「上尾丸山公園」)など、行きたいと思うところに出掛けていく踏ん切りが、なかなかつけられない。

 だから、ここ数週間は、例の「雨天練習場(近所のスーパーショッピングモール)」で歩いたり、やり残した工作をしたり、というイン・ドアな週末になっていた。出掛けるとしてもせいぜい買い物だったり、する程度だった。

ガクアジサイ 紫陽花
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額紫陽花 額紫陽花

 オーディオ工作に熱中していたため、昨日、暫くぶりに「秋葉原」へ行ったが、それがきっかけになってパーツの買出しなどで秋葉原へ行く機会が多くなっていた。休日の歩行者天国もつい2週間前に行ったばかりだ。


 信じられない事件が起こってしまった。被害者の方達のご冥福を心から祈らずにはいられない。

 「秋葉原」の本来の姿、往年のオーディオの街・電気街としての「アキバ」を知らせるのもいいかと思って、何度か子供と一緒に行ったりもした。あの平和な街が、たった一人の狂気によって、一瞬で修羅場に変わる。事件の発生が1週間ずれていたら被害者になっていてもおかしくない、と思うと本当にぞっとしてしまう。
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紫陽花と葉

日影の紫陽花 紫陽花
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紫陽花

 朝方、近所を散歩して、路地の紫陽花を撮った。綺麗に咲いていたのは額紫陽花や普通の西洋紫陽花だ。

 そんな中で、ふと足元を見ると、小さなクモの巣が朝の雫を受けてきらめいていた。朝露だけでなく、昨日降った雨も加わっているためであろうか、小さな巣に、やはり小さな水滴をたたえていた。

小さなクモの巣
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朝の稲田

 近所の稲田は、水入れが暫く前に終わって、その後、稲が植えられた。

 水入れと同時にカエルが鳴き出したのは例年通りなのだが、いつも不思議に思う。彼らは一体、どこからやってくるのだろう?

 冬眠していて、田に水が入ると出てくるのだろうか。田に引かれる水は地下水(田の横に小さなポンプ小屋があって、必要な時だけ電動のポンプで地下水を汲み上げている)なので、用水路から彼らの卵が流れてくることはない。だからやはり、田の土に眠っているのだろう。もう暫くするとカエルの子供達が見かけられる。沢山の小さなオタマジャクシが盛んに泳ぎ始める。

 沢山現れた年は稲が豊作になるといわれる、あの可愛らしい逆さまに泳ぐ小さな「豊年えび」(2006.06.18「豊年えびは豊作の証」)は、今年もあらわれるだろうか。

オカトラノオ? ホタルブクロ
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2008.06.15  追記

 朝のNHKの放送で、紫陽花が盛んに咲いている様子がスポットで紹介されていた。

 画面に写されていたのは「八重咲きの紫陽花」で、たしか「ヤエムラサキ」といっていたと思う。額紫陽花と同じようなのだが、花弁が4枚ではなく多層に何枚も重なっている。「ヤマアジサイ」の種類だ。

ヤマアジサイ

 そういえば、その様な花弁の紫陽花が近所に咲いていたことを思い出し、改めて写真に収めた。

 この前の紫陽花とは別の場所になるが、やはり庭先ではなく、路地に沿って植えられている。薄紫色のものと白色のものが綺麗に咲いていた。

 薄く日が差し込む樹林などで額紫陽花が咲いているのを見かけると、はっとするが、この花にもそんな可憐さが溢れている。

 暗い背景に映えて、八重咲きのヤマアジサイも味がある。

ヤマアジサイ
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ヤマアジサイ ヤマアジサイ

 気をつけて路地や道脇で咲いているのを観察すると、幾株かは「ヤマアジサイ」の八重咲きの花弁のものが混じっている。

 公園などで見かけるのは、圧倒的に丸い形状の「テマリ」と呼ばれる園芸種だ。たまに額紫陽花も植えられているが、小さい頃に折り紙をちぎって貼り絵をしたときのモチーフの、<紫陽花>という言葉のイメージそのものの球体状のものが圧倒的に多い。

 山中ではなく、ごく都会の、しかも直ぐ近所で咲いている。このように手軽に楽しめるという事は、やはり感謝に値するだろう。

ヤマアジサイ ヤマアジサイ
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ホタルブクロ(園芸種の白花) アジサイ

 「梅雨」の最中は、鬱陶しさが先にたつ。頸が痛んだり腰が痛んだり、そのせいで気分までが沈みがちになり、痛む神経節だけでなく、体調も全体的に芳しくなくなる。私にとっては、この季節が一番の苦手だ。

 ・・・「小暑」までのしばらくの間、道脇に咲く紫陽花を楽しんで、この悪い季節を乗り越そうと思う。

紫陽花 梅雨の空
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