「日本のまつり」は全国各地の伝統芸能を中心とした祭りが集まって開催される大きなイベントだ。アリーナの中央メインステージとコミュニティ・ステージを舞台として演目が繰り広げられた。
「秋田竿燈(かんとう)まつり(秋田県秋田市)」や「桐生八木節(きりゅう やぎぶし:群馬県桐生市)」、「おわら風の盆(富山県富山市)」、「綾子舞(新潟県柏崎市)」、「阿波おどり(徳島県徳島市)」などなど、現地に行かないと見られないようなお祭りが盛りだくさんに楽しめた。
とはいっても、アリーナのメインステージは予約による入場制限を行っていて飛び込みでは見られない。
コミュニティ・ステージでの公演は「日本のまつり」と重なった演目がコンパクトに実演されていて、いくつかを楽しめる趣向だった。こちらの主催者は(日本の祭り実行委員会ではなく)「さいたま 咲いたまつり」によっている。さいたまスーパーアリーナは、通路と扉で両方のステージが繋がっているので、時間さえ上手くスケジュールすれば、最小限の移動で両方への出演ができる。
メインステージへの入場が出来なかった人はこちらで見物が出来るという素晴らしい仕組みなのだが、しかしコミュニティ・ステージは早くから並んで入場した人で溢れて、立ち見もままならない混雑だった。
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