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2008.02.10
立春に香る

アクセス;
 さいたま市中央区; 大宮第二公園内の「梅林」 から 氷川参道

カメラ;
 PENTAX K10D

レンズ;
 PENTAX DFA100mm F2.8 マクロ
 PENTAX FA35mm F2.0 AL

 PENTAX M200mm F4.0


三脚;
  K10D:カメラの手ぶれ補正にて、三脚は不使用

 (画像添付時に約70%程度に圧縮)


 「立春」の前日、雪が積もったが、この三連休にまた降雪があった。

 2月のはじめ、土曜日に2週連続で雪の降るのも珍しいし、しかも積もるというのも珍しい。暦の上では<寒中>が終わったが、なかなかどうして、すぐ春の訪れとは行かないらしい。

大宮公園の梅
M200mm F4.0   1/160  f4.0
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大宮公園の梅 大宮公園の梅

 先月に続いて「大宮第二公園」へ行ってみた。(2008.01.27 「♪ 梅は咲いたか、桜は・・・」

 土曜日、午後から降り出した雪が積もっている間に行きたかったが、なんとなく行きそびれてしまった。結局、翌日になってしまったのだが、残念ながら雪は早くも解けていた。

 狙っていた「雪中梅(なんだか日本酒の銘柄みたいだ)の図」は、どうやら撮れそうに無いほど暖かな日曜日になった。少し長い散歩になるが、土曜日一日を家で過ごしてしまったので、そのツケを取り戻すには丁度良い運動になるだろう。
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大宮第二公園の梅林 大宮第二公園の梅林
紅牡丹 (うめ なのだけれど・・・)

 先月来た時には、梅林の中で咲いているのは、僅かに3本ほどの紅梅だけであった。だが、今日は、咲いている本数がかなり増えている。

 2週連続の降雪がなければ、もう少し咲いていたかも知れない。そこには先月から咲いていた寒さに強い早咲きの「八重寒梅」だけでなく、他の種類の梅も、案外咲いていた。

大盃
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 今回、咲いてたのは、以下の9種類の梅で、八重寒梅、唐寒梅、紅牡丹、大盃(おおさかずき)、紅冬至、八重冬至、八重野梅、見驚(けんきょう)、花香実(はなかみ)、だ。

 白加賀(しらかが)、豊後(ぶんご)、などの白い梅はまだ咲くまでには少し時間が掛かりそうだ。

 「大宮第二公園」の梅林(2007.03.04 「春を告げる」)、去年の最盛期の様子を写しているが、そのときには「白梅」が主体だった。早咲きの梅は「紅梅」に多いが、普通の時期に咲く梅はやはり「白梅」ということらしい。

大盃
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邪魔をする

そろそろ、飽きてきたようだ。
マクロ撮影の邪魔をし始めた。

途中で買った定番の「乾燥梅のお菓子」の出番だ。
紅冬至

紅冬至 紅冬至。
淡い、紅色が可憐だ。


名前がなんとも、情緒ある。

旧暦の冬至の頃に咲いたのだろうか・・・。
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 八重冬至
八重冬至 DFA100mmF2.8 マクロ  1/2000  f2.8
八重冬至
 寒紅梅を背景に咲く、八重冬至

 「紅冬至(べに とうじ)」、「八重冬至(やえ とうじ)」、などの名前がなんとも素敵だと思う。由来としては、旧暦の冬至の頃に咲いたものだろうか。

 八重寒梅の次に咲いているのだから、早咲きの種類には違いないと思うが・・・。白い花弁をもつ花で咲いているのは、この八重冬至と、八重野梅、花香実の三種類だった。

八重野梅 八重野梅
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梅に見とれる 花香実

 花を見ていると気分が落ち着くが、特に梅や桜はいい。

 周りの空気と争わず、季節の移ろいとも違和感がない。周囲に溶け込んで(馴染んで)咲いているので、見る私たちも自然に気持ちが落ち着いてくる。

 しかし、咲き始めてから油断していると、あっという間に満開になり、形もなく散ってしまう。だから、落ち着いて見るといっても、写真に撮ることを考えて気持ちが急いて来るのは、仕方が無いことだろう。

 梅などは、日本画や水墨画の影響がイメージとして定着しているせいだろうか。自然の中で違和感なく咲いている様子だけでなく、散りゆく様もまた、絵画的ではないか、と思うのだ。

花香実
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名代、氷川だんご 花より団子

 花を充分に楽しんだからだが、やっぱり、「花より団子」になってしまうのが悔しいところだ。

 少しお腹がすいたので、食べ歩きを考えて、公園からの帰り道は「氷川神社の参道(2007.11.25 「氷川神社」)」へ出て、大宮駅まで長く続く参道沿いに歩くことにした。

 参道沿いの鳥居の近くのお団子屋さんで寄り道して少し休憩を、と思ったのだ。いつもお客さんでいっぱいの店だが、今日は珍しく空いている様だ。店の前に人垣が無いなんて、本当に珍しいと思う。早速、立ち寄ってお団子をお願いした。丁度、焼きあがったばかりで「のり」にしてもらった。

 写真のように香ばしいお醤油に「きざみ海苔」がよく合う。これが「品川巻き」のように普通の海苔を巻いてしまうと、ぺたっとしてお団子の柔らかさやお醤油の香ばしさが無くなってしまう。だから、この海苔は絶妙なのだと思う。こうした「のり団子(品川巻き)」を見たことが無い(その後、帝釈天の参道にある寅さんで有名な団子屋さんが同じ仕様だった)が、最初に閃いた店主殿に感謝せずには居られない。

 少しお腹に物が入ると、さらになにか食べたくなるから不思議だ。

 さて、明日も休日だ。駅まで戻って、焼き鳥か餃子でも食べて帰ることにしよう。(子供と一緒だし、まだ早い時間なので、結局、餃子を食べることになった。)
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