一山神社(七福神では「恵比寿神」)は、与野の旧街道筋である本町通り沿いにあり、道路からは少し奥まった場所に本殿がある。細長い参道を入って社殿があり、その参道とその周りの僅かな幅だけが境内となっている。だから、民家の間を抜けてお参りするような形になる。
扇状に広がる氷川神社の様子が気に入っているが、一山神社の奥まった細長い状態も赴きがある。明治時代の創建(勧進)によって比較的新しく作られたものなので、社域が狭いのは仕方があるまい。
修験道の色合いを残す、火渡りの行事があるが、それが行われるのは冬至だからつい先日おこなわれたということになる。だから、次に火祭りを観られるのはまだまだ大分先のことになる。
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