生活の中での「歳時記」を大切にした子供の頃のそうした経験は、私が繰り返さなければ継承はされずにそこで終わってしまう。
「七夕」「お月見」、次にやってくる行事は何だったろう。もう後は12月30日の「お餅つき」くらいしか思い浮かばない。
暫く考えていたら、いろいろ思い浮かんできた。「運動会」や「秋祭り」、「遠足」や「紅葉狩り」といったものがあった。子供の頃には、学区内の町内対抗で「市民運動会」というのが行われていた。学校で児童や生徒だけが参加する運動会とは、また一味違って実に楽しかった思い出がある。学童の父兄でさえ参加が少ないので、今となっては開催する事自体が無理だろう。こうしたものを生活の中に取り入れていれば、季節の移り変わりを楽しむことが出来るのだが・・・。
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