伊勢崎から前橋へ向かう経路は、時に応じて様々だが、前橋・古河線の旧街道に対する「伊勢崎バイパス」を使う事が多い。それで駒形まで行き、そこから高崎・駒形線(全線が2車線)を使って西善町へ向かうという道筋を進む。
これらのバイパスの多くは片側2車線化されているが、大宮から上尾、桶川、北本、鴻巣、吹上、行田とJR高崎線と並列して北上していくため住宅地(大宮から鴻巣辺りまでは密集地といえよう)を抜ける形となり、行田までの道路は案外に混雑する。
その先はどうかというと、「熊谷バイパス」(鉄道沿線から外れて市域の郊外を走る)などはほぼ高架化されているし、「上武バイパス」も現在は境(さかい)以北、境・伊勢崎から前橋の国道50号線への合流(二ノ宮)までは高架化が着々と進められている。こうしたインフラ整備の効果もあって、行田から先に進むと実にスムーズに走れて、ほとんど車列が詰まる事はなく、自然渋滞というような状態に巻き込まれることもない。
このため、我が家から実家への道のりを考えた場合、距離はともかく走行時間だけで考えると、行田バイパスへの入り口の地点が丁度、その行程での中間点という事になろうか。行田から先になってようやく家並みも途絶えて、都市部から抜けて郊外へ向けてを走るということが実感できるようだ。
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