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2008.05.04
与野界隈の自転車散歩

カメラ;
 PENTAX K10D

レンズ;
 PENTAX DA50−200mm F4−5.6 ED
 PENTAX DFA100mm F2.8 マクロ
 フォクトレンダー ULTRON SL U 40mm F2 AL

 (画像添付時に約30%程度に圧縮)

 風薫る5月、二十四節句では早くも「立夏」だ。目に青葉、山ホトトギス、初鰹。

 ゴールデンウィークの初めに「吾野(あがの)」からのハイキング(2008.05.01 「:奥武蔵、顔振峠から黒山三滝へ抜ける(吾野、越生)」)をして、前の2つは楽しんだ。残るは「初鰹」だが、これはもう大分前に食べている。4月の初旬、まだ「はしり」で一番乗りといった時期だった。「鰹フェア」の文字がメニューに踊っていて、たまらずに刺身定食を食べた。初鰹は土佐造りで食べたいところだが、そんな訳で今年は普通の刺身で食べてしまった。

 この時期の美味しい旬のものといえば、駿河湾で揚がる「桜海老」(2006.06.02 「藤枝」)、シラス(湘南、江ノ島あたりの「しらす丼」が有名)、鯵(金谷の「黄金アジ」ならもう最高)、桜鯛、などだろうか。旬のものには目が無いので、例年のようにゴールデンウィーク中に全部食べたが・・・。

霧敷川の岸辺(北与野);マツバウンラン 霧敷川の岸辺(北与野辺り):シロツメクサ
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 さて、今まさにゴールデンウィークの最中。どこに行っても混雑しているので、いつものようにご近所をポタリングする事にした。

 ゴールデンウィークも終盤ともなると、さすがに財布も息切れしてくる。そんな微妙な事情を察知してか、子供のリクエストで与野本町の模型屋さんへ行き、駅前の「さくら水産」で昼の定食を食べることにした。

 「さくら水産」は子供によれば「オジさん達のパラダイス」だそうだ。女性店員がいるし、好きなものが食べられる、とても素敵な場所なのだという。わずか500円で、魚のおかずと、取り放題の「ごはんのり」「おしんこ」「生たまご」があり、「ごはん」「味噌汁」はお代わり自由、おまけに「ふりかけ」まである格安さだ。最初は子供にはどうかなと思ったが、子供にしては珍しく和食系(青魚や根菜類、豆類など)が好きなので大丈夫だろうと、あるとき大宮の店に連れて行った。定食を頼んでこうやって食べるのさと言いがら「玉子掛けご飯」−暖かな白米に生玉子を割り醤油を掛けたもの−を食べさせた。

 その時から子供はこの店のファン(というより玉子掛けご飯のファン)で、その日「お母さん、高校生位になったらお昼ごはんはいらないよ。さくらすいさんで食べるから」と宣言していたのだった。一年生の頃の話だが、それは、四年生となった今も変わっていないらしい。

霧敷川の岸辺(北与野辺り):ヤグルマソウ 霧敷川の岸辺(北与野辺り);マツバウンラン
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霧敷川の岸辺(与野本町辺り);カタバミ 霧敷川の岸辺(与野本町辺り):ニワゼキショウ

 生憎、連休のためか与野駅前店は休業であった。

 昼少し前で、まだ食べなくても平気ということなので、もうしばらく走ることにした。

 与野駅(京浜東北線)から与野本町駅側(埼京線)に戻って、新国道(R17)の近くにある小川(2006.06.10 「霧敷川」)を確認した。以前、キハナショウブをスケッチした川だ。時期が早いせいか、思ったほどは咲いてはいなかった。しばらくの間はお預けだ。

 そこから、与野本町駅横の小川のところまで行って、川沿いの道(2008.03.16 「霧敷川を巡る」)を走った。

 いつものように南与野駅周辺まで行って、道脇や草原で咲いている小さな花を撮ってみた。

霧敷川の岸辺(南与野辺り);アカバナユウゲショウ
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霧敷川の岸辺(南与野辺り);ハルジオン

 何枚か写真を撮っているうちに、気がつくと昼を回っていた。天気が良くて、日差しが眩しいほどだ。まさに、季節は<初夏>。

 こんな日は、冷やし中華や昼蕎麦が旨い。冷やし中華にはまだ少し早いだろうから蕎麦を食べることにした。しばらく行っていなかった、与野公園の近くの「善天(よしてん)」で食べる事にした。

 あの店なら、食べた後で与野本町駅側へ戻る途中で「与野公園」へ寄って薔薇のチェックもできる。例年訪れている与野公園の「ばら祭り」が17・18日に開かれる。 今年は丁度、その日はワンゲルのハイキングの予定がある。

 混雑するので、いつも祭りの前の週に行っているが、ちょっと様子を確かめるために寄って見る事にした。

霧敷川の岸辺(与野本町辺り);ヒナゲシ 自転車用にリフォーム
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キバナショウブ(与野本町) プリンセス・アイコ

 4月の末に見たときにはまだほんの数株しか咲いていなかったが、今日は少し増えていた。

 「プリンセス・ミチコ」、「プリンセス・アイコ」などの品種が咲いていた。プリンセス・xxは例年スケッチ(2006.05.14 「紅い薔薇咲く公園にて」)している「キャラ・ミア」とは園内の反対側にあって、今まで余り注意していなかった。

 気がつかなかったのは、この種が早く咲き始めてしまうせいかも知れない。いずれも、清楚なイメージの花だと思う。そういえば、「プリンセス・マサコ」と言う品種は見当たらなかったが、開発されていないのだろうか・・・。

プリンセス・ミチコ
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プリンセス・ミチコ プリンセス・アイコ

桃花 プリンセス・アイコ
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プリンセス・ミチコ

 薔薇の花を撮り終わり、昼食時間の混雑も終わった頃なので、楽しみにしていた蕎麦を食べに行くことにした。

 注文したのは「ざる蕎麦」と「野菜天ぷらともり蕎麦のセット」だ。天ぷらはカリッと揚っていて、爽やかなそばの味に良く合う。天ぷらが売り物の店なので美味しいのは当たり前だが、紫蘇や茄子が特に美味しかった。

 うかうかと写真に撮っていたが、蕎麦は更科だ。味が変わってしまうので何枚かを写して、すぐに食べた。すっきりとした、つゆに良く合うのど越しのよさだ。ここの蕎麦は歯ごたえや香りよりも「のど越し」を楽しむべきだろうと思う。

ざる蕎麦 野菜天ぷら

野菜天ぷら そばは大好物
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藤棚のフジ フジ

 美味しい蕎麦で大満足した体を少し絞ろうと、もう少し走ることにした。

 鴨川の近くにある「八王子公園」へ行って、そこで一休みすることにした。「越生(おごせ)」(2008.05.01 「奥武蔵、顔振峠から黒山三滝へ抜ける(吾野、越生)」)で見事に咲いていた藤を目にしたが、八王子公園には大きな藤棚がある。丁度、藤が咲いてるだろうと思い、それを見ることにした。

 予想通り、藤棚からは美しい数多くの房が垂れていた。あまりに見事で、私はその下を何往復かしてしまった。降る様な濃厚な香りがあたりを満たしていた。そんな香りまで写せれば、と思って何枚かを撮った。

フジ フジダナの下は花弁でいっぱい
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フジ

 藤棚の美しい紫色の花弁を眺めて、少し木陰になっている草原で休憩をした。

 お湯を沸かして、台湾の烏龍茶を淹れた。この日、用意したのは「名間四季春(ミンシェン地区を産地とする茶葉の種類)」の早春茶で爽やかなまろやかさがあり、すっきりとしたのど越しと沸立つ様な香りが特色のお茶だ。

 携帯用のストーブで沸かしたお湯に茶葉を入れて、一煎目を楽しみ、次の二煎目を今回は2分ほど置いてみた。通常は一煎目は40秒くらいで香りを楽しみ、二煎目は1分弱で爽やかな味を、それ以降はまろやかなコクを楽しむが、今回は自転車用のボトルに入れるので少し濃い目に出してみた。(烏龍茶は渋みが無いので自転車で走行中に飲むのにも適している。)


 連休中の混雑とは無縁の、緩やかに過ぎる午後のひと時をゆっくりと楽しめた。

藤棚 中国茶(台湾の春茶)を愉しむ
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キャリアとバック バックの装着

<サイクルキャリア(リア)>

 今日の自転車は、GIANTのESCAPE R3(2007.09.08 「自転車のこと」)だが、シートポストにアタッチできるキャリアを着けている。

 キャリアはワンタッチでポストにつけられて、非常に丈夫な造りだが、アルミ製なのですこぶる軽量だ。台座にレールが切ってあり、専用のバックを使えばワンタッチで脱着できる。ザックで背中に背負ってもよいが、こうしてキャリアにバックをセットすれば身軽になれる。暑い日には持って来いの装備だ。

バックアタッチメントの仕組み キャリア

<バック(リア)>

 ワンタッチで台座に装着できるバックは、手提げ状態にも、ストラップを着けてショルダーにもできるものだ。

 緩衝材となる衝撃吸収用のパッドが周り(外周と底面)を囲んでいるので、安心してカメラやレンズを入れている。この日は100mmマクロ、135mm短焦点の望遠、50−200mmの望遠ズーム、40mm短焦点と4本のレンズとボディ、おやつのドライフルーツ(マンゴー)一袋とサラミ1本、コッヘルと携帯用ストーブ(エスビット;固形燃料)、お酒、タオル、キャップ、ショッピングバック、簡単な雨具(超撥水性のジャケットとレインキャップ)が入っている。

 写真のモデルはもう廃番であり、今はデザインが変わっているが、非常に収納力があって気に入っている。

 現行品の「MTXトランクバック」とは規格が変わっていて、MTXシリーズ用のキャリアにはアタッチできないが、写真の現行品プレートをショップに無理を言って、修理部品としてメーカー(TOPEAK)から取り寄せてもらい、無理に付け替えたものだ。だから本来のプレート位置と違っているので、中心から左に1/3程オフセットした状態であり、従来の仕様位置に固定ビス用の穴が開いてしまっている。
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