さて、今まさにゴールデンウィークの最中。どこに行っても混雑しているので、いつものようにご近所をポタリングする事にした。
ゴールデンウィークも終盤ともなると、さすがに財布も息切れしてくる。そんな微妙な事情を察知してか、子供のリクエストで与野本町の模型屋さんへ行き、駅前の「さくら水産」で昼の定食を食べることにした。
「さくら水産」は子供によれば「オジさん達のパラダイス」だそうだ。女性店員がいるし、好きなものが食べられる、とても素敵な場所なのだという。わずか500円で、魚のおかずと、取り放題の「ごはんのり」「おしんこ」「生たまご」があり、「ごはん」「味噌汁」はお代わり自由、おまけに「ふりかけ」まである格安さだ。最初は子供にはどうかなと思ったが、子供にしては珍しく和食系(青魚や根菜類、豆類など)が好きなので大丈夫だろうと、あるとき大宮の店に連れて行った。定食を頼んでこうやって食べるのさと言いがら「玉子掛けご飯」−暖かな白米に生玉子を割り醤油を掛けたもの−を食べさせた。
その時から子供はこの店のファン(というより玉子掛けご飯のファン)で、その日「お母さん、高校生位になったらお昼ごはんはいらないよ。さくらすいさんで食べるから」と宣言していたのだった。一年生の頃の話だが、それは、四年生となった今も変わっていないらしい。
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