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オーディオ : FOSTEX 12cmスピーカユニット
FF−125

<FOSTEX製 FF−125 について>

 高校生のときにコーラルの12cmフルレンジ・ユニットのペア分が手に入った。

 当時、定期的に買っていた「週間FM」誌での懸賞でプレゼントされたものだ。CORAL社は今は無くなってしまったが、FOSTEX社と並ぶ国産のスピーカー・ユニットメーカーで、バックロードといえば「コーラル」というほど、人気の高いメーカーであった。

 そのスピーカが大分ヘタッて来たので、そろそろ新しいユニットを、と考えて購入したのが、同じフル・レンジの12cm口径のユニットだ。

 CORALと人気を二分する、FOSTEX製のものだ。たしか、このスピーカーを購入した時点ではまだCORAL社は営業していたと思うのだが、そのあたりが判然としない。

 当時発売されていた12cm口径のスピーカー・ユニットとしては磁気回路に大型のマグネットを使っていて、発売当初はかなり評判となった製品だ。特徴的なのは、その表情だ。白いコーン紙の中央にあるセンターキャップ、これがアルミの蒸着品で、実に渋い銀色なのだ。

 明るく元気な音が出る、と期待して購入した覚えがある。私が買ったのは、ユニットの発売直後ではなく改良が加えられてマグネットが強化された時だったように思うが、手元には当時の資料が無いので判らない。


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FF-125N
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ユニットの様子 FF−125N

 CORALのユニット用に作ったダブルバスレフのエンクロージャーでスピーカーをこの製品に付け替えてすぐに使おうと思っていたが、なぜか付け替えをしないままで、ユニットは未だに箱に入ったままの状態だ。

 今の製品(現在流通しているのはすべて中国製)と違って国内生産されていた時代のもので、同社製のスピーカー・ユニットとしてはちょっと貴重な「日本製」。

ユニットの様子 FF−125N
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専用のグリル 専用のグリル(ユニット側)

 帰省した折に、ユニットを持ってきた。型式は記憶していた「FF−125」ではなく、その後リファインしてマイナーチェンジしたモデルで「FF−125N」であった。

 コーンのエッジ部分が経年変化で駄目になっているかもしれないと心配したが、ウレタンは大丈夫であった。中央のアルミキャップも美しく輝いている。

 さらに、スペックシートと購入時の同社の製品カタログ、一緒に購入した専用のスピーカーグリルも出てきた。なんだか、得をした気分だ。


 『明るくクリアーで軽快なサウンド、しっかりとした低音、歪感の少ない中高音が得られます。
  大型マグネット使用の高性能磁気回路と、適切に設計された振動系で、
  CD時代にふさわしい高い性能を保有させています。』
  と出てきた製品パンフレットに記載されている。


主なスペックは以下の通り

 口径       12cm  標準エンクロージャ方式 バスレフ型 (内容積 8リットル)
 インピーダンス   8Ω
 再生周波数    75Hz ~ 18KHz
 出力音圧レベル 92dB (最大入力 50W)
 マグネット重量  420g

ユニットの様子
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